NY白金

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先週のNY白金(中心限月)は、前週比16.5ドル安の1612.5ドルで終了。反落となりました。7月1日に1539.6ドルまで下げるも、安値は買い拾われる中、翌2日に4営業日ぶりに1600ドル台を回復。その後7日まで4営業日続伸となるも、1700ドル台を回復することは出来ず。上値の重さが意識される中、8日は急落となりました。

中東情勢が再度緊迫化し、原油相場が急伸する中、インフレ再燃懸念からFRBが早期に利上げに動くとの思惑が強まり、米長期金利が上昇。ドルが主要通貨に対して強含み、相対的なドル建て商品の割高感が意識される中、その後は1600ドル台前半で揉み合う展開が続いております。

なお、米インフレ指標が市場予想を下回ったことを受けて、FRBによる早期利上げ観測がやや後退する中、15日に1701.7ドルまで上昇するも、中東情勢の一段の悪化が警戒される中、高値を維持することは出来ず。

相関性の強い金相場は16日に急落し、終値では昨年11月6日以来の4000ドル割れとなったものの、白金相場は底堅く推移しております。リースレートは1%台まで低下してきており、目先の需給逼迫感は強まっていないものの、複数の調査機関が2026年の世界白金需給は4年連続で供給不足となるとの見方を示す中、白金需給の中長期的な引き締まりが改めて意識され始めているようです。

テクニカル的にも心理的節目の1500ドルを維持する中、安値を買い拾う動きは根強いだけに、目先は1600ドル辺りで底値を固めつつ、切り下がって来ている50日平均線を上抜くことが出来るか注目されます。

なお、2026年4-6月期中国GDP(国内総生産)は実質ベースで前年同期比4.3%増と、伸び率は中国政府が掲げる通年目標の「4.5~5.0%」を下回り、前期(5.0%増)から大幅に縮小しました。そのため、市場では当局による景気対策への思惑が強まっているようです。中国共産党は、年後半の経済運営方針を話し合う中央政治局会議を7月末に開催するとみられており、新たな景気下支え策が打ち出されるか注目されます。

 

 

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