世界の金ETFの金保有残高(月別)
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産金業界団体ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が11月4日に公表した「Gold-Backed ETF FLOWS」によると、10月末の世界の金ETF(上場投資信託)関連(167銘柄)の金保有残高は前月末比58.95トン減少の3489.48トンでした。減少は6ヶ月連続で、月末の残高としては2020年4月(3351.42トン)以来の大きさとなっております。
地域別で見てみると、最も減少した地域は引き続き北米で同40.00トン減、欧州も同14.16トン減となり、共に6ヶ月で減少。アジアも同4.82トン減と、再び減少に転じ、月末の残高としては2020年1月(115.38トン)以来の低水準となりました。一方、その他地域は同0.03トン増となり、増加に転じております。
国別で見てみると、10月に最も増加した国はアイルランドで前月末比1.0トン増加。一方で、最も減少したのは引き続き米国で同38.9トン減少しております。
銘柄別では、最も増加したのは「SPDR Gold MiniShares Trust(米国)」で同2.77トン増加。一方で、最も減少したのは「iShares Gold Trust(米国)」で同20.71トン減少しました。
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