米ドル・円
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米ドル・円は、昨晩の米国時間に急伸。162円台後半で推移していたものの、円買いドル売りの流れが急速に強まり、5円程度円高が進行。一時157.92円を付けるなど、5月中旬以来約2ヶ月半ぶりの円高水準となる場面も見られております。
市場では政府・日銀が円買い介入に動いたとみられております。その後も、米財務省の指示でNY連銀が介入の前段階である「レートチェック」を複数の銀行に要請したと報じられる中、円が買い戻される展開が継続。ただ、200日平均線付近では4月末の介入時と同様に、実需のドル買いの動きが強かったようです。高市政権の財政運営への懸念が根強いこともあり、31日の東京時間に160円台まで戻してきております。
日銀は金融政策決定会合で現行の金融政策を据え置くとみられており、声明公表後の植田総裁の会見が焦点となりそうです。追加介入への警戒感が強い中、市場が想定するよりも追加利上げに前向きな姿勢を示すようですと、円高が加速する可能性がありそうです。一方で、市場の想定ほどタカ派な姿勢が示されなければ、円安が再度強まることも想定されます。
◆片山財務相、為替介入「お答えできない」
片山財務相は7月31日に、財務省で記者団の取材に応じ、為替介入の有無に関して「その点についてはお答えはできない」と述べました。市場で介入観測が浮上していることについては「常に緊張感を持って対応している」と語っております。
◆ベッセント米財務長官、日本の為替介入示唆
ベッセント米財務長官は7月30日にFOXビジネスとのインタビューで、日本政府・日銀が円買い・ドル売りの為替介入を実施した可能性を示唆しました。
ベッセント氏は、「円は非常に過小評価されている」と指摘。「為替市場は行き過ぎた動きとなる傾向にある」と述べ、過度な円売りが進んでいることに懸念を示した上で、「いずれファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)が反映されるだろう」と予測。「市場は日本円が過小評価されており、円高が進むべきだと気付くだろう」と強調しました。また、ドル安進行は懸念していないとの認識も示しております。
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