NY原油

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NY原油(中心限月)は、米国とイランの攻撃の応酬が続き、中東のエネルギー輸送を巡る不透明感が意識されて85ドルを挟んだ揉み合いが続いていたものの、トランプ米大統領がSNSで、ホルムズ海峡の開放などを巡る合意成立を条件に、イランへの攻撃停止を宣言。中東情勢を巡る警戒感が和らぐ中、50日平均線を維持できずに週明け8月3日に急落。その後、トランプ氏が3日に始まるとの見通しを示していたイランとの交渉が「現在行われている」と発言。ベッセント米財務長官もCNBCテレビとのインタビューで、ホルムズ海峡の開放に向けたイランとの協議が「今日か明日にも成立する可能性がある」と述べたことから、5日まで3営業日続落。翌4日も大幅安となり、5営業日ぶりに80ドルを割り込みました。

ブルームバーグ通信がホルムズ海峡の航路案についてイランとオマーンの協議が大詰めを迎えていると報じたことから、5日に一時74.24ドルまで下げる場面も見られております。ただ、ホルムズ海峡の航行正常化を巡る不透明感が根強い中、6日は急反発となっております。

ホルムズ海峡の航行ルートに関するイランとオマーンの協議は合意に近づいていると報じられる一方、イラン国営テレビはイラン国会が敵対する米国とイスラエルの関連船舶がホルムズ海峡を通航することを禁じる計画を委員会で議論していると報じております。また、イラン外務省のバガイ報道官はオマーンとの合意が結ばれても、海峡を通過する全ての船舶に安全な航行を保証するわけではないと繰り返し述べております。米国はホルムズ海峡における自由で安全な航行を求めており、イランが管理権を維持する内容を米国が受け入れるかは不透明な情勢。また、イエメンの親イラン武装組織フーシがサウジアラビアの石油タンカーを攻撃するなど、依然としてエネルギー供給混乱に対する懸念は根強い模様。

目先は切り下がって来ている50日平均線を上抜くことができるかが焦点となりそうです。レジスタンスを受けるようですと、再度急落する可能性もありそうですが、前述のように中東のエネルギー輸送を巡る懸念は根強いことから、安値は買い拾われそうです。

また、米国で原油在庫が減少する中、輸出量が減少傾向にあることも相場を下支えるとみられております。引き続きイラン関連のヘッドラインに振らされる展開となり、200日平均線を中心とした70-80ドルのレンジで推移しそうです。

 

 

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