NY白金

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先週のNY白金(中心限月)は、前週比100.9ドル高の1759.6ドルで終了。2週連続で上昇しております。8月4日に急伸。50日平均線を上抜いて、6月18日以来の1700ドル台を回復しました。7月米雇用統計で、非農業部門雇用者数が前月比2.3万人減となり、市場予想(8万人増)に反して減少。FRBによる早期利上げ観測が後退する中、米長期金利の上昇が一服。ドルが主要通貨に対して弱含み、相対的なドル建て商品の割安感が意識される中、1800ドル超えを試す動きが継続。

その後発表された7月米消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.4%上昇。中東情勢が再度緊迫化し、原油価格が上昇する中でも、伸び率は前月(3.5%上昇)を下回り、2ヶ月連続で鈍化したことから、12日に1809.3ドルまで上昇する場面も見られております。ただ、5月13日の高値2217.5ドルから7月1日の安値1539.6ドルの下げ幅をフィボナッチ・リトレースメントで見た場合の38.2%戻し水準1798.6ドル辺りでは戻り売り圧力が強かったようで、終値で1800ドル台を回復出来ず。13日は3営業日ぶりに反落となりましたが、14日は反発に転じております。

最近のレンジを上放れたことで底入れ感が強まっている上に、2026年の世界白金需給が4年連続で供給不足となるとの見方から安値は買い拾われやすくなっていることから、引き続き終値ベースでは6月16日以来の1800ドル超えを試す動きが続くとの見方が多いようです。

なお、独精錬大手ヘレウス・プレシャスメタルズは8月10日付レポートで、自動車業界全体が緩やかに鈍化しているにも関わらず、米国でのハイブリッド車(HV)の売り上げが自動車業界における白金需要を支えていると指摘しております。

◆シンガポール大手銀行OCBC、アプリで白金・パラジウム取引開始

シンガポール大手銀行OCBCは8月11日に、個人投資家を対象にスマートフォンのアプリケーションを通じた白金とパラジウムの取引を開始したと発表しました。最低投資単位は0.01オンス。なお、OCBCは2021年10月に、個人投資家向けに金と銀のデジタル取引を導入。2025年の利用者は前年比2.5倍に急増しております。

 

 

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