ダウ工業株30種平均

↓クリックすると拡大します↓

 

ダウ工業株30種平均は、7月30日から8月5日まで5営業日続伸。8月5日に一時54744.33ドルまで上昇するなど、連日で最高値を更新したものの、5営業日で2700ドルあまり上昇していたことに加えて、ホルムズ海峡の航行正常化を巡る不透明感が根強い中、6日は6営業日ぶりに反落。54000ドルを割り込みました。

今週は54000ドルを挟んだ揉み合いが継続。7月米雇用統計で非農業部門雇用者数が前月比2.3万人減となり、市場予想(8万人増)に反して減少。FRBによる早期利上げ観測が後退したことが好感されて7日は反発に転じたものの、米国とイランのホルムズ海峡の通航正常化を巡る協議の先行き不透明感が強まり、原油相場が急伸する中で上値は重く、10日から12日まで3営業日続落。13日に53622.46ドルまで下げる場面も見られております。

ただ、7月米消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.4%上昇。中東情勢が再度緊迫化し、原油価格が上昇する中でも、伸び率は前月(3.5%上昇)を下回り、2ヶ月連続で鈍化したことから、インフレ再燃期待が後退。また、原油相場が6営業日ぶりに反落に転じたことから、反発に転じました。

 

SOX指数

↓クリックすると拡大します↓

 

年初からの急ピッチな上昇で膨らんだ持ち高の調整は一巡しつつあるものの、AI投資を巡っては強気材料と弱気材料が依然として交錯しており、「AIラリー」の復活とはなっていないとの見方が多いようです。とは言え、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は13日、約1ヶ月ぶり高値を付けるなど、半導体関連やメモリー関連株に見直し買いが入り始めている模様。

MACDの上昇が鈍化する中、このまま54000ドル台に戻せないようですと、3、4日の間に空けたギャップ(窓)を埋める動きになることも想定されます。また、中東情勢は依然として先行き不透明感が強いですが、FRBによる早期利上げ観測が後退する中、「恐怖指数」とも呼ばれるVIXは12日に14.55まで低下。1月9日(14.49)以来の低水準となるなど、投資家心理が改善しており、来週も底堅い展開が続きそうです。

 

VIX指数

↓クリックすると拡大します↓

 

 

※豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。銘柄の選択、売買価格など投資にかかる最終決定は弊社の重要事項説明書を十分にお読み頂き、投資家自身の判断でなさる様にお願い致します。本資料作成につきましては細心の注意を払っておりますが、その正確性については保証するものではなく、万一その内容に誤りがあった場合、その誤りに基づく障害については当社は一切の責任を負いかねます。