ブリッジウォーター・アソシエーツの金ETF保有残高

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米証券取引委員会(SEC)に提出された2022年9月末の保有有価証券報告書によると、世界最大のヘッジファンドであるブリッジウォーター・アソシエーツの金ETF(上場投資信託)である「SPDRゴールド・シェア」の持ち分は4.19トン(130万口)となり、前期末比0.01トン減少しました。減少は4四半期連続。

また、金ETFとしては2番目に規模の大きい「iシェアーズ・ゴールド・トラスト」の持ち分も7.60トン(236万口)となり、同0.02トン減少。減少は8四半期連続。「バリック・ゴールド株」の持ち分も同27.88万口減少しました。減少に転じるのは3四半期ぶり。

なお、既報通り、創業者のレイ・ダリオ氏は9月末に会社の経営権を取締役会に移管し、共同CIOからも退いております。今後は、ニア・バー・ディア氏とマーク・ベルトリーニ氏が共同最高経営責任者(CEO)を務め、ボブ・プリンス氏とグレッグ・ジェンセン氏がCIOとして4人体制で経営とファンドの運用にあたる模様。

米著名投資家ジョン・ポールソン氏が運営するヘッジファンド運用会社ポールソンの「SPDRゴールド・シェア」の持ち分は、前期に続いてありませんでした。「バリック・ゴールド株」の持ち分は同294.68万口減少。5四半期ぶりに減少に転じました。

なお、「SPDRゴールド・シェア」に関しては、ファースト・イーグルは同0.27トン増となり、3四半期連続で増加。「iシェアーズ・ゴールド・トラスト」に関しては、最大保持者である米生命保険大手ノースウェスタン・ミューチュアルは143.91トン(4476万口)と、前期末比4.79トン増加しました。増加は5四半期連続。

 

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