NY白金

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先週のNY白金(中心限月)は、前週比138.8ドル高の1895.7ドルで終了。反発に転じました。

8月19日から21日まで3営業日続伸。19日に6月16日以来の1800ドル台を回復。100日平均線を上抜いて、21日に1921.4ドルまで上昇するも、200日平均線を上抜くことができず。上値の重さが意識され始める中、1800ドル台で揉み合う展開が続いていたものの、ウォーシュFRB議長の講演を受けて、FRBによる早期利上げ観測が再燃する中で急落。1829.5ドルまで下げる場面も見られております。

ウォーシュFRB議長はカンザスシティー連銀主催の年次経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」で講演し、「(米国の)インフレ率は高過ぎるままだ」との認識を表明。雇用情勢が安定して推移する中、基調的なインフレが2%に戻らなければ「やるべき仕事がある」と強調し、将来的な利上げを排除しない姿勢を示唆。この発言を受けて米金利が上昇したことが嫌気されて、売りが拡大。ドルが主要通貨に対して全面高となる中、ドル建て商品に相対的な割高感が意識されたようです。

週明けの時間外取引も大幅続落となっているだけに、目先は100日平均線を維持出来るか注目されます。維持出来ずに1800ドルを割り込むようですと、7月29日を起点としたアップ・トレンドや7月1日の安値1539.6ドルから8月21日の高値1921.4ドルの上げ幅をフィボナッチ・リトレースメントで見た場合の38.2%押し水準1775.6ドル辺りまで下げて来る可能性もありそうです。ただ、2026年の世界白金需給が4年連続で供給不足となるとの見方が根強い中、引き続き安値は買い拾われやすいとの見方は多い模様。

なお、白金業界団体「ワールド・プラチナム・インベストメント・カウンシル(WPIC)」は8月25日付レポートで、「FRBが利上げに消極的とみられていることから、白金の短期的なファンダメンタルズはマクロ環境の影に隠れており、2026年下半期の貴金属への投資需要と価格を支える可能性がある」としております。

 

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