世界の石油需給見通し(四半期別)

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米エネルギー情報局(EIA)は9月9日に、短期エネルギー見通し(STEO)を公表。世界原油在庫は今年​に入って約4億バレル減少した​と指摘。中東の湾岸諸国の生産・輸出の大幅な減少⁠が年末まで続く見通しであることから、年末​に向けて在庫はさらに減少するとの見方を示しました。

EIAは、ホルムズ海峡経由の輸送量が徐々に増加し、輸出業者が船舶間の積み替えなどの迂回策をより多く活用することで、中東から​の原油供給が​今後数ヶ月で増加すると予測。ただ、いずれも紛争の展開次第だと警告しました。なお、中東の湾岸諸国の原油生産停止量は8月​に日量670万バレルとなり、前月(日量500万バレル)から増加したとしております。

 

世界の石油需給見通し(2026年)

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世界需給について、2026年世界原油生産量は前年比日量562万バレル減の日量1億0062万バレルと予測。前月見通し(日量1億0082万バレル)から日量20万バレル引き下げております。引き下げは2ヶ月連続。

世界石油消費量は前年比日量169万バレル減の日量1億0259万バレルと予測。前月見通し(日量1億0273万バレル)から日量14万バレル引き下げております。引き下げは6ヶ月連続。日量197万バレルの供給不足となる見込み。

2027年世界原油生産量は前年比日量926万バレル増の日量1億0988万バレルと予測。前月見通し(日量1億0974万バレル)から日量14万バレル引き上げております。

世界石油消費量は前年比日量239万バレル増の日量1億0498万バレルと予測。前月見通し(日量1億0496万バレル)から日量2万バレル引き上げております。引き上げは2ヶ月連続。日量490万バレルの供給過剰となる見込み。

 

中国の石油需要見通し(2026年)

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中国の需要については、2026年は前年比日量50万バレル減の日量1608万バレルと予測。前月見通し(日量1633万バレル)から日量25万バレル下方修正。引き下げは2ヶ月連続。

2027年は前年比日量37万バレル増の日量1645万バレルと予測。前月見通し(日量1670万バレル)から日量25万バレル引き下げております。引き下げは6ヶ月連続。

 

米国の石油需給見通し(2026年)

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米国については、2026年米原油生産量を前年比日量17万バレル増の日量1383万バレルと予測。前月見通し(日量1380万バレル)から日量3万バレル上方修正しております。

2027年は前年比日量43万バレル増の日量1426万バレルと予測。前月見通し(日量1415万バレル)から日量11万バレル引き上げております。実現すれば、2025年の日量1366万バレルを上回り、過去最高となる見込み。

2026年米石油消費量は前年比日量3万バレル減の日量2058万バレルと予測。前月見通し(日量2063万バレル)から日量5万バレル下方修正。

2027年は前年比日量22万バレル増の日量2080万バレルと予測。前月見通し(日量2080万バレル)で据え置きました。

・原油価格

原油価格について、2026年WTI原油価格は84.65ドル(前月見通しは80.88ドル)、2027年は69.74ドル(前月見通しは65.39ドル)と予測。

ブレント原油は、2026年は91.01ドル(前月見通しは86.81ドル)、2027年は73.74ドル(前月見通しは69.39ドル)と予測しております。ただ、見通しは9月3日時点のもので、その後の中東情勢緊迫化は織り込まれていないとしております。

 

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