米ドル・円
↓クリックすると拡大します↓
先週末の米ドル・円は、再度の日米協調為替介入への警戒感が強まる中で円買いドル売りが加速。200日平均線を割り込んで、一時156.93円まで円高が進む場面も見られております。ただ、市場でFRBによる追加利上げが強まる中、実需を中心にドルを買い拾う動きは根強く、円高一服した後は157円台前半で揉み合う展開となりました。
高市首相は25日に、日米首脳会談でトランプ米大統領から「円安によって米国の貿易が厳しい」との発言があったと明らかにしました。同日にベッセント米財務長官とオンラインで会談した片山財務相も、「円の過小評価は問題であるという点を再確認した」と説明。ベッセント氏はX(旧ツイッター)で、片山財務相と「日本の力強いファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)を反映した強い円が望ましい」ことを議論したことを明らかにしました。
◆トランプ米大統領、「円安で貿易厳しい」
高市首相は9月25日に、日米首脳会談でトランプ米大統領から「円安によって米国の貿易が厳しい」との発言があったことを明らかにしました。首相は一般論として「円の過小評価は問題だ」と指摘したようです。また、「首脳会談で金融、財政政策に関する議論はなかった」とも強調。その上で、「高市内閣の取り組みは変わらない。責任ある積極財政の下、強い経済と財政の持続可能性を両立する」と述べ、政権の経済財政政策の方針は変わらないと訴えております。
首相の発言に先立ち、片山財務相は9月25日の閣議後記者会見で、日米首脳会談で「トランプ米大統領から円安への懸念が示された」と説明していました。円安是正に向けて、日米通貨当局は7月末に約28年ぶりの円買い協調介入を実施。両財務相はさらなる協調介入も辞さない姿勢を表明しております。片山氏は首脳会談でもこうした内容を確認したと説明し、「ベッセント米財務長官と引き続き為替を含め、さまざまな事項について緊密にやりとりしていく」と強調しました。
◆高市首相、トランプ米大統領と電話会談
高市首相は9月26日に、トランプ米大統領と電話会談を開催。トランプ氏から米中首脳会談の結果について直接説明を受け、引き続き日米が連携して経済安全保障や防衛など中国に関連する課題に対処することを確認した模様。首相は具体的な内容は明かさず、「1週間に2度の首脳会談は日米同盟の絆の強さを示すものだ」と訴えております。
◆ベッセント米財務長官、「強い円が望ましい」
ベッセント米財務長官は9月25日にX(旧ツイッター)で、片山財務相と「日本の力強いファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)を反映した強い円が望ましい」ことを議論したことを明らかにしました。両氏は9月25日にオンラインで会談し、為替市場などについて協議。ベッセント氏は「実りのある会談を行った」と振り返っております。
※豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。銘柄の選択、売買価格など投資にかかる最終決定は弊社の重要事項説明書を十分にお読み頂き、投資家自身の判断でなさる様にお願い致します。本資料作成につきましては細心の注意を払っておりますが、その正確性については保証するものではなく、万一その内容に誤りがあった場合、その誤りに基づく障害については当社は一切の責任を負いかねます。
