米ドル・円

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米ドル・円は、8月米個人消費支出(PCE)物価指数が市場予想を下回り、9月米雇用統計も米労働市場の減速を示す内容となったことから、FRBによる早期利上げ観測が後退しているものの、米長期金利の上昇が続く中、日米金利差拡大期待から円売りドル買いの動きが継続。

一方で、日米通貨当局による協調介入への警戒感に加えて、200日平均線がレジスタンスとして意識される中、一段の円安進行とはならず。158円を中心とした狭いレンジで推移しております。

来週は10月14日に9月米消費者物価指数(CPI)、翌15日に9月米卸売物価指数(PPI)の発表を控えており、引き続き狭いレンジの値動きが続きそうです。

テクニカル的には、MACDの上昇が鈍化する中、目先は一目均衡表の雲に入り込むことができるか注目されます。今後しばらくは雲が切り下がっていくだけに、雲のレジスタンスが強まって9月8日の152.87円から9月24日の159.04円の上げ幅をフィボナッチ・リトレースメントで見た場合の38.2%押し水準156.68円を割り込むようですと、短期的に半値押し水準155.23円辺りまで円高が進むことも想定されます。

なお、米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによると、大口投機家のIMM通貨(円)のネット・ロングは9月29日時点で前週比1万6542枚減少の5万5440枚と、2週連続で減少。ただ、4週連続でネット・ロングを維持しており、円安トレンドは一服しつつあるようです。

 

IMM円のネット・ロング

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◆8月経常収支、4兆0620億円の黒字

財務省が10月8日に発表した8月国際収支速報によると、海外とのモノやサービスの取引、投資収益の状況を示す経常収支は4兆0620億円の黒字でした。黒字は20ヶ月連続。海外子会社からの配当金の受け取りが増えたことで、配当金や利子の収支を示す第1次所得収支の黒字が比較可能な1985年以降で最大となり、全体の黒字幅が前年同月(3兆6281億円)から拡大しております。

第1次所得収支の黒字額は前年同月比21.6%増の5兆1332億円。輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は6877億円の赤字(前年同月は1138億円の黒字)でした。サービス収支は1158億円の赤字となっております(前年同月は2667億円の赤字)。

 

日本の経常収支

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