NY原油
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米金融大手ゴールドマン・サックスは10月11日付レポートで、12月時点のブレント原油価格を1バレル=90ドルと予測。従来見通しの85ドルから引き上げております。供給リスクが根強く、当面は原油市場のリスクプレミアムが高止まりするとの見方を示しております。2027年平均価格見通しは80ドルで据え置き。中東湾岸地域の供給が回復すれば、最終的に原油価格は下落するとの基本シナリオは維持した一方、中東情勢が再び激化し、価格が上昇するリスクは依然として非常に大きいとしております。
12月時点のWTI原油価格は81ドルと予測従来見通し80ドルからやや上方修正。2027年平均価格見通しは73ドルと予測(従来見通しは75ドル)。
◆ハリケーン「イサイアス」の影響で、メキシコ湾で原油生産3割停止
米海洋鉱物管理局(MMA)によると10月12日午前時点で、ハリケーン「イサイアス」の接近の影響で、メキシコ湾地域のエネルギー企業による原油生産の約29.63%と天然ガス生産の24.81%が停止した模様。
なお、イサイアスは9日に、カテゴリー2の勢力でフロリダ州デスティン近郊に上陸し、その後、熱帯低気圧に変わっております。MMAは、各施設の点検を実施し、被害を受けていない施設については直ちに生産を再開するとしております。
◆フーシ派、敵対するサウジアラビアの空港や石油施設を標的とした攻撃を相次ぎ実施
イエメンの親イラン武装組織フーシ派は10月10日に、首都リヤドにあるキング・ハリド国際空港を攻撃。12日まで3日連続で同空港を攻撃し、米国人を含む13人が死亡、300人が負傷した模様。フーシ派は、同空港などにミサイルを撃ち込んだと明言しました。空港は17日まで閉鎖される見込み。米メディアによると米国とイスラエルが2月にイラン攻撃を始めて以来、湾岸諸国での単一の攻撃としては最大の被害となった模様。
なお、フーシ派は11日に、サウジアラビア東部の国有石油会社サウジアラムコの関連施設や空港も攻撃したと主張しております。
トランプ米大統領は10日に、記者団にフーシに対するサウジアラビアの軍事作戦に米国が加わる可能性があるか問われて「そうかもしれない」と述べ、参戦の是非を検討する考えを示しました。一方、AFP通信によるとフーシ派の幹部は12日に、「米国が(対フーシ派)攻撃に関与すれば、直ちに痛みを伴う報復に出る」と警告。サウジアラビアの支援に乗り出さないよう牽制しております。
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