日経平均株価
↓クリックすると拡大します↓
日経平均株価は前営業日比475.88円安の2万7750.20円で終了となり、反落。円高基調が強まる中、輸出関連銘柄を中心に売りが出た様です。
また、11月ISM米製造業景況指数が2020年5月以来、2年半ぶりに節目の50を割り込むなど、最近の冴えない米経済指標を背景とした、リセッション(景気後退)懸念が米国で再燃し始めたことも、投資家心理を悪化させた様で、「往って来い」の展開となりました。ただ、一時27662.12円まで下げるも、75日平均線がサポート・ラインとして意識された様で、安値から切り返して終了しております。
引き続き75日平均線を維持出来るかが焦点となりそうですが、割り込む様だと10月3日の安値25621.96円から11月24日の高値28502.29円の上げ幅をフィボナッチ・リトレースメントで見た場合の38.2%押し水準27402.00円辺りまで下げることも想定されます。
なお、日銀は6月17日以来、5か月半ぶりにETFを701億円購入しております。
※豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。銘柄の選択、売買価格など投資にかかる最終決定は弊社の重要事項説明書を十分にお読み頂き、投資家自身の判断でなさる様にお願い致します。本資料作成につきましては細心の注意を払っておりますが、その正確性については保証するものではなく、万一その内容に誤りがあった場合、その誤りに基づく障害については当社は一切の責任を負いかねます。