OPEC加盟国の産油量

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石油輸出国機構(OPEC)が1月17日に発表した月報によると、昨年12月の加盟国の産油量は前月比日量9.2万バレル増の日量2897.1万バレルと、3ヶ月ぶりに増加に転じました。

2023年世界石油需要の伸びを前年比日量222万バレル増とし、前月見通し(前年比日量221万バレル増)でほぼ据え置きました。また、注目された中国の需要は前年比日量51万バレル増とし、前月見通し(前年比日量53万バレル増)からやや引き下げております。

OPECは、「2022年第4四半期の世界経済の勢いは、これまでの予想より力強かったように見受けられ、2023年に向けて健全な基盤をもたらす可能性がある」と指摘。「中国の石油需要は、最近のゼロコロナ政策の緩和に伴い回復基調にある」とし、財政支出拡大方針も需要を支える可能性が高いとしております。

 

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