日経平均株価
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日経平均株価は前営業日比106.29円安の27327.11円で終了となり、3営業日ぶりに反落。昨晩の米国株が反落となり、上海株も軟調な動きとなる中、軟調な値動きとなりました。テクニカル的に、値上がり銘柄数を値下がり銘柄数で割って算出する東証プライム市場の騰落レシオ(25日移動平均)が1月30日時点で128.94%と約5ヶ月半ぶりの水準まで上昇しており、買われ過ぎ感も意識された模様。
27500円を上抜くことが出来ず、上値の重さが意識され始めているだけに、引き続き200日平均線を維持出来るか注目されます。
内閣府が発表した1月消費動向調査によると、消費者心理の明るさを示す消費者態度指数(2人以上の世帯、季節調整値)は前月比0.7ポイント上昇の31.0と、2ヶ月連続で改善。内閣府は消費者マインドの基調判断を「弱まっている」から「弱い動きが見られる」に上方修正しております。
中国PMI
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中国国家統計局が発表した1月中国製造業PMI(購買担当者景況指数)は、前月比3.1ポイント上昇の50.1で、景気の拡大・縮小を判断する節目の50を4ヶ月ぶりに上回りました。
また、サービス業の動向を示すビジネス活動指数は12.8ポイント上昇の54.4に急上昇。4ヶ月ぶりに節目の50を上回り、昨年6月(54.7)以来の高水準となっております。厳格な移動規制の撤廃を受け、春節(旧正月)連休の国内旅行者数は前年から大幅に増えており、鉄道や航空が好調だった様です。
なお、中国メディアによると、中国疾病予防コントロールセンターは、春節(旧正月)の大型連休中に著しい新型コロナウイルス感染拡大はなかったとの見解を示した様です。
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