日経平均株価
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日経平均株価は前営業日比22.11円安の27584.35円で終了となり、3営業日続落。FRB高官からタカ派な発言が相次ぐ中、早期利上げ停止観測が後退。昨晩の米国株が反落したことを受けて、ハイテク株を中心に売られた様です。
ただ、本日も一時27458.53円まで下げて、27500円を割り込むも、決算発表で好材料を発表した銘柄を中心に、安値は買い拾われております。引き続き、昨年8月17日を起点としたダウン・トレンドもレジスタンスとして意識される中、MACDも上昇力が鈍化して来ており、しばらくは上値の重い展開が想定されますが、27500円を維持出来るか注目されます。
なお、トヨタ自動車が発表した2022年4-12月期連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比18%減の1兆8990億円でした。同期間の最終減益は2年ぶり。仕入れ先の負担を肩代わりする分も含めた原材料の高騰が重荷となり、為替の円安効果では補えなかった様です。売上高は18%増の27兆4640億円で、同期間として過去最高を更新しました。2023年3月期の見通しは前期比17%減の2兆3600億円で、据え置いております。
投資部門別売買動向(海外投資家)
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なお、JPXのデータによると、2月第1週(1月30日-2月3日)の海外投資家による日本の現物株と先物合計の売買は2426億円の買い越しでした。買い越しは4週連続。事業法人は848億円の買い越し。個人も182億円の買い越しと、4週ぶりに買い越しております。一方、年金基金の売買動向を反映するとされる信託銀行は17390億円の売り越しで、4週連続で売り越しております。
投資部門別売買動向(個人)
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※豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。銘柄の選択、売買価格など投資にかかる最終決定は弊社の重要事項説明書を十分にお読み頂き、投資家自身の判断でなさる様にお願い致します。本資料作成につきましては細心の注意を払っておりますが、その正確性については保証するものではなく、万一その内容に誤りがあった場合、その誤りに基づく障害については当社は一切の責任を負いかねます。