金の埋蔵量
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米地質調査所(USGS)が1月31日に公表した「Mineral Commodity Summaries」によると、2022年末時点で経済的に生産可能な金の埋蔵量は5万2000トンと推定されております。なお、国別でみてみると、埋蔵量1位は豪州で8400トン、2位はロシアで6800トン、3位は南アフリカで5000トンとなっております。
過去そうであった様に、技術革新によって埋蔵量が今後増える可能性がありますが、未発見の鉱床は海底などに多く、採算が取れるような大規模な金鉱脈を発見するのが年々難しくなっている様です。
WGCによると2022年の世界産金量は3611.9トンとなっており、このペースで掘り続けると、机上の計算では後14年ほどで、掘りつくしてしまう計算となります。
とは言え、金は酸化して腐食することがない金属であり、リサイクルが盛んなため、在庫が枯渇することはないと見られております。ただ、将来的に埋蔵量が限界を迎える時が来るのであれば、金の価値が高まる可能性がありそうです。
金の埋蔵量の割合
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