日経平均株価

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日経平均株価は前営業日比17.66円安の27498.87円で終了。材料難で売り買いが交錯する中、方向性の乏しい展開となり、3営業日ぶりに反落となりました。前日に終値ベースでは2月20日以来となる27500円台を回復したことで、買い方の利喰いも出た様です。

FRBによる利上げ長期化懸念により、米長期金利が4%に迫る中、米企業業績の悪化が懸念が上値を抑えそうな一方で、国内企業は円安基調やコロナ禍からの経済再開期待により、底堅い動きが続いております。

前日も書いた様に、MACDは未だ揉み合いを続けており、本格的な反転の兆しは見られておりませんが、75日・200日平均線をサポートに、昨年、11月24日を起点としたダウン・トレンドを上抜くことが出来るか引き続き注目されます。

なお、与党は衆院議院運営委員会で、日銀正副総裁など計12機関31人の国会同意人事案を3月9日の衆院本会議で採決することを提案しております。採決日程は野党側との調整を踏まえ、7日の理事会で決まる見通し。

 

投資部門別売買動向(海外投資家)

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最後に、JPXのデータによると、2月第4週(2月20-24日)の海外投資家による日本の現物株と先物合計の売買は6億円の売り越しでした。売り越しに転じるのは7週ぶり。一方、個人は629億円の買い越しで、3週ぶりに買い越しております。事業法人は6169億円の買い越し。年金基金の売買動向を反映するとされる信託銀行は2053億円の売り越しで、7週連続で売り越しております。

 

投資部門別売買動向(個人)

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