投資部門別売買動向(月別)

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東京証券取引所が発表した3月投資部門別株式売買動向(現物株と先物合計)によると、海外投資家は2兆4018億円の売り越しと、3ヶ月ぶりに売り越しに転じました。売り越し幅は昨年9月(3兆0497億円)以来の大きさ。なお、現物株は2兆2503億円の売り越しと、2015年9月(2兆5772億円)以来の大きさでした。先物は1514億円の売り越し。

個人は2264億円の買い越し。3ヶ月ぶりに買い越しに転じております。自社株買いが中心とみられる事業法人は3029億円の買い越しで、22ヶ月連続で買い越し。年金基金の売買動向を反映するとされる信託銀行は7152億円の買い越しで、5ヶ月ぶりに買い越しに転じております。日銀は1402億円、ETF(上場投資信託)を買い入れております。買い入れは3ヶ月ぶり。

なお、年度別でみてみると、2022年度の事業法人の買越額は5.5兆円と前年度から約2倍に増加。遡れる1983年度以降で過去最高になっております。個人も7690億円の買い越しとなり、2年連続で買い越し。一方、海外投資家は1.8兆円売り越しております。売り越しは2年連続。

 

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