世界の金準備
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有力産金業界団体のワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)によると、2月の公的機関の金準備は前月比225.05トン増加の35587.83トンでした。
最も増加した国はシンガポール(+51.4トン)、最も減少した国はカザフスタン(-13.1トン)。ロシア中央銀行は昨年2月以降、金準備の残高を公表してきませんでしたが、既報通り、ロシア中央銀行は3月22日に金保有高を発表。昨年2月比で31.1トン増加したことが明らかとなっております。
国別にみると、中国は同24.9トン増と、4ヶ月連続で増加。なお、既報通り中国人民銀行(中央銀行)によると、3月も18.04トン増加となっております。
トルコは同22.5トン増と、15ヶ月連続で増加。フィリピンは同0.4トン増と、10ヶ月連続で増加となっております。また、インドは2.8トン増加、メキシコは0.3トン増加。ウズベキスタンは8.1トン増と、4ヶ月ぶりに増加に転じております。また、シンガポールは51.4トン増と、急増しております。
一方で、金購入の常連国であるカザフスタンは同13.1トン減少。UAEは同1.2トンと、2ヶ月連続で減少となっております。他、ドイツ(-0.2トン)タジキスタン(-1.0トン)が減少しております。
シンガポールの金準備
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