米消費者物価指数

↓クリックすると拡大します↓

 

米労働省が9月13日に発表した8月米消費者物価指数(CPI)は、前年同月比3.7%上昇。最近のエネルギー高を受けて、伸び率は前月(3.2%上昇)を上回り、2ヶ月連続で加速。市場予想(3.6%上昇)も上回りました。

変動の激しい食品とエネルギーを除いたコア指数は4.3%上昇。前月(4.7%上昇)から伸びが鈍化したものの、依然として高水準で推移しており、インフレ圧力の根強さが改めて示されております(市場予想は4.3%上昇)。

FRBは9月19、20日の両日にFOMC(米連邦公開市場委員会)を開催しますが、物価高は基調としては落ち着きつつあるため、市場では2会合ぶりに政策金利を据え置くとの見方が大勢を占めております。

FRBは、これまでの急激な利上げが経済に及ぼす影響を慎重に見極める構えと見られておりますが、インフレ再燃への警戒は緩めておらず、引き締め姿勢を堅持するとの見方が多い様です。

 

※豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。銘柄の選択、売買価格など投資にかかる最終決定は弊社の重要事項説明書を十分にお読み頂き、投資家自身の判断でなさる様にお願い致します。本資料作成につきましては細心の注意を払っておりますが、その正確性については保証するものではなく、万一その内容に誤りがあった場合、その誤りに基づく障害については当社は一切の責任を負いかねます。