世界の金準備

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有力産金業界団体のワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が、国際通貨基金(IMF)のデータを基に6月2日に発表したレポートによると、4月の公的機関の金準備は前月比12.93トン増加の35695.12トンでした。増加は3ヶ月連続。公表されている金保有国ベスト100で、最も増加した国はポーランド(+14.8トン)、最も減少した国はトルコ(-80.8トン)でした。

国別にみると、中国は同8.1トン増加。6ヶ月連続で増加。フィリピンは同0.8トン増と、12ヶ月連続で増加。チェコも同1.8トン増、UAEは同0.6トン増と、それぞれ2ヶ月連続で増加となっております。また、ポーランドが同14.8トン増加。増加に転じるのは2021年11月(0.6トン増加)以来、17ヶ月ぶりとなります。アルバニアは同0.3トン増加。

一方で、金購入の常連国であるトルコは同80.8トン減となり、前月(15.3トン減少)に続いて、2ヶ月連続で大幅に減少。ウズベキスタンも同1.6トン減と、2ヶ月連続で減少。カザフスタンは同13.0トン減となり、3ヶ月連続で減少となっております。他、キルギス(-1.2トン)、モンゴル(-1.7トン)が減少。なお、インドは変わらずでした。

 

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