OECD 世界成長率見通し

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経済協力開発機構(OECD)は6月7日に、最新の世界経済見通しを公表。2023年の世界成長率を2.7%と、3月時点の見通しから0.1ポイント上方修正。原油相場の下落による景気の押し上げや中国経済の活性化を反映したとしております。ただ、物価の高止まりに伴う追加利上げ懸念など、「大きな不透明感と下向きリスク」に警鐘を鳴らし、2024年は2.9%で据え置いております。また、2023年の世界インフレ率は6.1%に低下すると予測。

なお、OECDのチーフエコノミストであるクレア・ロンバルデリ氏は、「世界経済は(難局を)脱しつつあるが、力強く持続可能な成長の実現には長い道のりが待ち構えている」と指摘しました。

 

OECD 世界成長率見通し(国別)

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2023年の国・地域別の成長率は、米国を1.6%、中国を5.4%、ユーロ圏を0.9%に引き上げた一方、日本は1-3月期の輸出が予想より低調だったほか、物価高で消費が圧迫されると見込み、1.3%に引き下げております。

 

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