米投資家心理調査
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米地銀破綻に伴う金融不安や米債務上限問題を巡る懸念が和らぎ、投資家心理が改善している様です。米個人投資家協会(AAII)が公表した週報によると、今後6ヶ月の株価見通しに「弱気」と答えた個人投資家の比率は6月8日時点で24.3%と、前週比12.5ポイント低下しました。
一方で、「強気」と答えた割合は44.5%と、前週比15.4ポイント上昇。3週連続で上昇となり、2021年11月11日(48.00)以来の高水準となりました。「中立」は31.2%と、同2.9ポイント低下。
今後6ヶ月の相場見通しに「強気」と答えた割合から「弱気」を引いた値は20.2ポイント、5週平均はマイナス5.7ポイントとなっております。
恐怖指数とも呼ばれるVIX指数も6月8日に一時13.53まで低下。約3年4ヶ月ぶり低水準となるなど、節目の20を大きく下回っております。
VIX指数
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なお、米投資信託協会(ICI)によると6月7日時点の米マネー・マーケット・ファンド(MMF)全体の純資産残高は前週比366.20億ドル増加の5兆4567億ドルと、7週連続で増加しております。
米MMF残高
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