日経平均株価

↓クリックすると拡大します↓

 

日経平均株価は前営業日比168.83円高の32434.00円で終了となり、続伸。株価指数先物・オプション6月物の特別清算指数(SQ)算出を無難に通過したことで買い安心感が拡がった様です。一時32517.68円を付けるも、今週は「中銀ウィーク」となり、FOMC(米連邦公開市場委員会)や日銀金融政策決定会合が予定されていることから、イベントを前にした様子見ムードが徐々に強まった模様。

引き続き、テクニカル的な買われ過ぎ感は継続。6月12日時点で相対力指数(RSI)は70.06%と、買われ過ぎの目安とされる70%をやや上回って終了。25日平均線との上方乖離率も5.12%と、「買われ過ぎ」の目安とされる5%を上回っております。また、200日平均線との上方乖離率は16.02%と、「買われ過ぎ」の目安とされる10%を大きく上回って推移しております。

先週も書いた様に、6月7日に「包み線」が出現しており、直近高値32708.53円を上抜くことが出来ない様ですと、高値警戒感が強まることも想定されます。一方で、上抜く様だと、再度騰勢が強まる可能性がありそうです。

なお、市場では米国投信はネット経由での土日の注文が多いことから、週明けは日本株が上昇し易いとの見方が出ている様です。

 

※豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。銘柄の選択、売買価格など投資にかかる最終決定は弊社の重要事項説明書を十分にお読み頂き、投資家自身の判断でなさる様にお願い致します。本資料作成につきましては細心の注意を払っておりますが、その正確性については保証するものではなく、万一その内容に誤りがあった場合、その誤りに基づく障害については当社は一切の責任を負いかねます。