日経平均株価
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日経平均株価は前営業日比384.60円安の32388.42円で終了となり、4営業日続落。一時32327.90円まで下げる場面も見られております。
海外投資家の買いに勢いがみられなくなっており、日本株買いのピークアウトが意識され始めている模様。また、「七夕天井・天神底」が意識され易い中、MACDは下げ基調を強めております。
25日平均線がレジスタンスとして意識され始め、6月27日の安値32306.99円を割り込む様ですと、Wトップ型が意識され始める可能性がありそうです。その場合、3月16日の安値26632.92円から6月19日の高値33772.89円の上げ幅をフィボナッチ・リトレースメントで見た場合の38.2%押し水準31045.42円辺りまで下げることも想定されます。
ただ、ETFの分配金捻出に伴う大規模な売りが一巡すれば、市場は落ち着きを取り戻すと見られております。また、投資家の待機預金である「マネー・リザーブ・ファンド(MRF)」は5月末時点で14兆4800億円と、データが公表されている1997年以降で最大となっており、下げた場面では個人投資家の押し目買いが引き続き入り易いと見られております。
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