日経平均株価

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日経平均株価は前営業日比259.64円安の31943.93円で終了。6月8日以来約1ヶ月ぶりに節目の32000円割れで終了しております。昨晩の米国株は続伸したものの、円高基調が強まる中、輸出関連株を中心に売られる展開になった様です。

一時32312.03円を付けるも、Wトップのネック・ラインと見られている32306.99円辺りでは戻り売りが出た模様。MACDが下げ基調を強める中、節目の32000円を割り込んだだけに、3月16日の安値26632.92円から6月19日の高値33772.89円の上げ幅をフィボナッチ・リトレースメントで見た場合の38.2%押し水準31045.42円辺りまで下げる可能性がありそうです。ただ、前日にも書いた様に、その場合は3月16日を起点としたアップ・トレンドや一目均衡表の雲がサポート・ラインとして意識され、買い拾われることが想定されます。

なお、海外勢を中心に市場の一部で、今月の金融政策決定会合で、日銀が現行の金融緩和策を見直すとの見方が拡がる中、米ドル円は139円台まで円高が進んでおります。今晩発表される6月米消費者物価指数(CPI)の結果次第では、さらに円高が進む可能性もありそうです。

 

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