日経平均株価
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日経平均株価は前営業日比222.82円高の32891.16円で終了となり、3営業日ぶりに反発。FOMC(米連邦公開市場委員会)が、ほぼ市場の想定通りの内容となり、イベントを通過した安心感から打診買いが出た様です。一時32938.59円まで買い進められる場面も見られております。ただ、今晩にECB(欧州中銀)定例理事会、明日に日銀金融政策決定会合を控える中、特に日銀に対する警戒感が強く、33000円台を回復することは出来ず。
国内の主要企業の決算発表が本格化する中、決算内容に一喜一憂する展開が続きそうですが、テクニカル的には7月6日以来となる25日平均線を上回って終了。MACDもゴールデン・クロスとなっただけに、明日の日銀会合も無風で通過する様ですと、再度騰勢が強まる可能性がありそうです。一目均衡表の雲を維持しつつ、33000円超えを試す展開が続くか注目されます。
投資部門別売買動向(海外投資家)
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なお、JPXのデータによると、7月第3週(7月18日-7月21日)の海外投資家による日本の現物株と先物合計の売買は571億円の買い越しでした。買い越しは3週連続。年初からの累計買い越し額は8兆5136億円となっております。なお、現物は197億円の買い越しと、4週連続で買い越し。先物は374億円の買い越しと、3週連続で買い越しております。
個人は189億円の買い越しと、3週連続で買い越し。事業法人は420億円の買い越し。年初からの累計買い越し額は1兆8981億円。年金基金の売買動向を反映するとされる信託銀行は1273億円の売り越し。2014年の集計開始以降で最大となった先週から売り越し幅は縮小したものの、5週連続で売り越しております。
投資部門別売買動向(個人)
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