日経平均株価

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日経平均株価は前営業日比131.93円安の32759.23円で終了となり、反落。日銀の金融政策修正を巡る思惑からボラティリティの大きい動きとなっております。

日銀は金融政策決定会合で、現行の大規模な金融緩和の維持したことから、円安が一時加速。その動きに連動して、日経平均株価も下げ幅を縮める場面も見られたものの、日銀が長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の運用見直しを決定したことから、先物主導で売りが膨らみ、一転して32037.55円まで下げる場面も見られております。その後下げ幅を再度縮めて終了。

32000円辺りでは、主要企業の4-6月期決算発表が本格化する中、好決算企業を中心に、引き続き買いが入り易い様です。一方で、ここまで海外投資家主導で株価の上昇が続いて来たが、海外投資家がYCCの運用見直しを実質的な金融引き締めと見なし始める様だと、一転して日本株売り圧力が強まるとの見方が出ております。円高基調が強まる様だと、一目均衡表の雲の下限である31000円辺りまで下げることも想定されます。

 

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