日経平均株価

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日経平均株価は前営業日比768.89円安の32707.69円で終了となり、急反落。下げ幅は今年最大で、2022年9月14日(796.01円安)以来の大きさとなっております。国内長期金利の上昇に対する警戒感や、昨晩の米国市場でハイテク株が売られた流れを引き継いだほか、日本時間早朝に大手格付け会社フィッチ・レーティングスが米国債の格下げを発表。「米格下げショック」の余波が拡がる中、投資家のリスクオフ姿勢が強まった様です。一時32628.29円まで下げるなど、3営業日ぶりに33000円を割り込んで終了しております。

一方で、前日に好決算を発表したトヨタ自動車株は、2022年1月に付けた上場来高値を約1年7ヶ月ぶりに更新。業績が好調な銘柄には買いが入るなど、銘柄選別の動きも続いている模様。

フィッチは5月下旬に、債務上限引き上げを巡る混乱を受けて、米国の格付け見通しを「ネガティブ」とした上で、状況次第で格下げの用意があると警告していたため、2011年8月のスタンダード・アンド・プアーズ(現S&Pグローバル・レーティング)による格下げに比べると、影響は軽微にとどまるとの見方もある様ですが、目先は一目均衡表の雲を維持出来るか注目されます。

 

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