日経平均株価
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日経平均株価は前営業日比413.74円安の32059.91円で終了となり、反落。
米長期金利が上昇する中、国内でも10年物国債利回りが一時0.620%まで上昇。前週末に米国市場でハイテク株が売られたことも嫌気された様で、半導体関連や成長(グロース)株など値がさ株を中心に売られる展開になった模様。
テクニカル的にも、一目均衡表の雲の上限や25日平均線でレジスタンスとして意識される中、上値の重さが意識された様です。安値は32031.54円に留まって節目の32000円を維持するなど、引き続き底堅い動きも見られております。
ただ、中国の景気減速懸念が強まっております。3月16日を起点としたアップ・トレンドを割り込みつつある中、お盆休みで市場参加者が少なくなっているだけに、明日発表される中国主要経済指標も冴えない内容となる様だと、最近のレンジの下限である32000円を下放れる可能性もありそうです。その場合、90日平均線辺りまで下げることも想定されます。
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