ブリッジウォーターの金ETF持ち分(四半期別)
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米証券取引委員会(SEC)に提出された2023年6月末の保有有価証券報告書によると、世界最大のヘッジファンドで米著名投資家レイ・ダリオ氏が創業したブリッジウォーター・アソシエーツは2023年4-6月期に金ETF(上場投資信託)である「SPDRゴールド・シェア」の持ち分を全て売却した模様。3月末は2.85トン(89万口)保有しておりました。
金ETFとしては2番目に規模の大きい「iシェアーズ・ゴールド・トラスト」の持ち分も0.31トン(10万口)と、前期末比5.66トン減少しました。減少は11四半期連続。
「SPDRゴールド・シェア」に関しては、ファースト・イーグルは前期末比1.18トン増となり、3四半期ぶりに増加に転じました。CTCは持ち分は無く、全て売却した模様。3月末は5.68トン(177万口)保有していました。
なお、米生命保険大手ノースウェスタン・ミューチュアルの「iシェアーズ・ゴールド・トラスト」の持ち分は90.06トン(2801万口)と、前期末比2.76トン増加しました。増加は2四半期連続。6月末時点の「iシェアーズ・ゴールド・トラスト」の金保有残高は448.74トンで、20.1%を保有している計算となります。「SPDRゴールド・シェア」の持ち分も1.22トン(38万口)と、前期末比0.01トン増加。
米国の大手機関投資家は、四半期ごとに米証券取引委員会(SEC)に「フォーム13F」という報告書を提出し、保有銘柄を開示する義務があります。
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