日経平均株価
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日経平均株価は前営業日比662.93円安の31624.28円で終了となり、5営業日ぶりに反落。下げ幅は今年2番目の大きさとなっております。
ジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の講演を控えて、ポジション整理の動きが強まった模様。31572.06円まで下げる場面も見られております。
ジャクソンホール会議で予定されているパウエルFRB議長の講演内容次第では相場が大きく振れることが考えられますが、既に市場ではタカ派な内容になるとの警戒感が高まっております。今後の利上げについて「データ次第」の政策運営方針を強調するにとどまる様ならば、市場への影響は軽微にとどまりそうです。
東証プライム市場の売買代金は8月18日以降、活況の目安とされる3兆円を下回る水準が続き、市場の様子見ムードが強まっておりますが、イベント通過で再度投資家のリスク選好の動きが強まるか注目されます。
目先は、90日平均線を維持しつつ、8月1日の高値33488.77円から8月18日の安値31275.25円の下げ幅をフィボナッチ・リトレースメントで見た場合の38.2%戻し水準32120.81円、次いで75日平均線を上回ることが出来るかが焦点となりそうです。
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