日米欧 家計の金融資産比較
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日銀が9月20日に発表した2023年4-6月期資金循環統計(速報)によると、2022年6月末時点の家計の金融資産は前年同期比4.6%増の2115兆円でした。株価の上昇を背景に過去最高を大幅に更新し、初めて2100兆円を超えております。
個人金融資産の内訳は、現金・預金が1.4%増の1117兆円、株式等は26.0%増の268兆円といずれも過去最高を更新。投資信託は15.9%増の100兆円でした。
なお、大規模金融緩和策の継続で、6月末時点の日銀による国債(国庫短期証券を除く)の保有割合は53.24%と、過去最高だった3月末からは0.10ポイント低下したものの、高水準が続いております。日銀による国債保有が5割を超えるのは4四半期連続。6月末時点の国債発行残高1090兆円のうち、日銀による保有は580兆円でした。
日銀が長期金利の上昇を抑えるため大量の国債買い入れを強いられた1-3月期と比べ、4月以降は金利上昇の動きが落ち着いたこともあり、保有割合は微減となっております。
家計の金融資産(四半期別)
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