日経平均株価

↓クリックすると拡大します↓

 

日経平均株価は前営業日比611.63円安の31430.62円で終了。3営業日ぶりに反落。長期金利の上昇が嫌気される中、一時31399.17円を付けるなど、再び32000円を割り込んで終了しております。11月FOMC(米連邦公開市場委員会)が迫る中、今晩はパウエルFRB議長の講演に注目が集まりそうです。

なお、財務省が発表した9月貿易統計速報(通関ベース)によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は624億円の黒字となりました。貿易黒字は3ヶ月ぶり。輸出額は前年同月比4.3%増の9兆1981億円と、単月としての過去最高を更新。輸入額は16.3%減の9兆1357億円でした。

2023年度上半期(4-9月)の貿易収支は、2兆7184億円の赤字。赤字額は上半期として過去最大だった前年同期(10兆9075億円の赤字)から大幅に縮小しております。輸出額が初めて50兆円を超えて過去最大となったほか、資源高の一服が輸入額を下押しした模様。

また、日銀は秋の支店長会議を開き、さくらリポートを公表。景気判断は、北海道、東北、北陸、関東甲信越、中国、四国の6地域で上方修正しております。コロナ禍で制約されていた経済活動の再開や訪日客の増加で、外食や旅行などのサービス消費が好調に推移。設備投資も堅調だった様です。東海、近畿、九州・沖縄の3地域については、判断を据え置いております。

 

※豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。銘柄の選択、売買価格など投資にかかる最終決定は弊社の重要事項説明書を十分にお読み頂き、投資家自身の判断でなさる様にお願い致します。本資料作成につきましては細心の注意を払っておりますが、その正確性については保証するものではなく、万一その内容に誤りがあった場合、その誤りに基づく障害については当社は一切の責任を負いかねます。