米金融大手6行の純利益(四半期別)

↓クリックすると拡大します↓

 

米大手銀行6行の2023年7-9月決算が出揃い、FRBによる金融引き締めを背景に利ざやが拡大し、6社のうち4社の純利益が前年同期と比べ増加しております。

最大手のJPモルガン・チェースは前年同期比35%増の131億5100万ドル。ジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は声明で「純金利収入と与信費用の両面で過大な利益を計上したことは認識している」と述べ、先行きの事業環境の悪化に警戒感を示しております。

バンク・オブ・アメリカは10%増の78億0200万ドル。ウェルズ・ファーゴは61%増の57億6700万ドル、シティグループは2%増の35億4600万ドルでした。一方、ゴールドマン・サックスは33%減の20億5800万ドル、モルガン・スタンレーは9%減の24億800万ドルとなっております。

 

米金融大手6行の純営業収益(四半期別)

↓クリックすると拡大します↓

 

 

米金融大手6行の決算

純営業収益

純利益

JPモルガン・チェース

398億ドル

131億ドル

バンク・オブ・アメリカ

251億ドル

78億ドル

ウェルズ・ファーゴ

208億ドル

57億ドル

シティグループ

201億ドル

35億ドル

モルガン・スタンレー

132億ドル

24億ドル

ゴールドマン・サックス

118億ドル

20億ドル

※豊トラスティ証券作成

 

※豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。銘柄の選択、売買価格など投資にかかる最終決定は弊社の重要事項説明書を十分にお読み頂き、投資家自身の判断でなさる様にお願い致します。本資料作成につきましては細心の注意を払っておりますが、その正確性については保証するものではなく、万一その内容に誤りがあった場合、その誤りに基づく障害については当社は一切の責任を負いかねます。