米財政収支(会計年度別)
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米財務省は10月20日に、2023会計年度(2022年10月~2023年9月)の財政赤字が前年度比23%増の1兆6950億ドルだったと発表。赤字幅は、新型コロナウイルス関連の経済対策を打ち出したことで、それぞれ過去最高と2番目の規模となった2020年度、2021年度に次ぎ3番目の規模となりました。赤字額のGDP(国内総生産)比は6.3%と、前年度(5.4%)から悪化。
歳出は6兆1340億ドルと、前年度から1370億ドル減少。学生ローンの支払い免除など特殊要因を除いても、全体として増加しており、特に利払い費は1620億ドル増加となりました。一方で、歳入は4兆4390億ドルと、前年度から4570億ドル減少。所得税収などが減少したことが要因。
なお、イエレン財務長官は声明で、「長期的な財政見通しを巡る課題に取り組む」と強調。大企業や富裕層への課税強化を図る方針を示しております。
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