日経平均株価
↓クリックすると拡大します↓
日経平均株価は前営業日比348.24円高の31949.89円で終了となり、3営業日続伸。FOMC(米連邦公開市場委員会)で米金融引き締めの長期化観測が後退する中、9月15日を起点としたダウン・トレンドを上抜いて、一時32087.13円を付ける場面も見られております。
「中銀ウィーク」を通過し、市場の注目は再び企業決算に移りそうです。円安基調に伴う2023年4-9月期の企業決算への期待は高かったものの、中国や欧州を中心に世界景気の減速感が強まる中、過度な期待感が後退。構造的な変化が起きている企業を選別する動きが出始めております。
引き続き米長期金利や中東情勢にも左右されそうですが、Wボトム型が意識され始める中、押し目は引き続き買い拾われそうです。25日平均線サポートに、32000円台を回復しつつ、前回上昇を阻まれた90日平均線を上抜いて、10月13日の高値32533.08円を上抜くことが出来るか注目されます。
※豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。銘柄の選択、売買価格など投資にかかる最終決定は弊社の重要事項説明書を十分にお読み頂き、投資家自身の判断でなさる様にお願い致します。本資料作成につきましては細心の注意を払っておりますが、その正確性については保証するものではなく、万一その内容に誤りがあった場合、その誤りに基づく障害については当社は一切の責任を負いかねます。