日経平均株価

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日経平均株価は前営業日比479.98円高の32646.46円で終了となり、3営業日ぶりに反発。前日までの下げを受けた値頃感からの買い拾われた様です。また、円相場が151円台まで円安・ドル高が進んだことが好感された様で、一時32723.71円まで買い進められる場面も見られております。ただ、11月6日の高値32766.54には届かず。

なお、内閣府が発表した10月景気ウオッチャー調査によると、街角の景況感を示す現状判断指数(季節調整値)は前月比0.4ポイント低下の49.5と、3ヶ月連続で悪化となりました。原材料価格の高騰などによる企業関連の指数の下落が響いた様です。基調判断は「緩やかな回復基調が続いているものの、一服感が見られる」に据え置いております。

また、財務省が発表した9月国際収支速報によると、海外とのモノやサービスの取引、投資収益の状況を示す経常収支は2兆7236億円の黒字で、黒字幅は9月として過去2番目の大きさでした。

2023年度上半期(4-9月)の経常収支は12兆7064億円の黒字。貿易赤字の大幅な縮小に加え、投資収益の拡大が全体を押し上げた様です。黒字幅は前年同期比約3倍で、比較可能な1985年度以降で過去最大となっております。

 

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