米財政収支(会計年度別)

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米下院は11月14日に、多数派の野党共和党が提案した最長で来年2月2日までのつなぎ予算案を賛成336票、反対95票で可決。政府機関の一部閉鎖回避に向け、大きく前進しております。支出削減が盛り込まれなかったとして、下院共和党の保守強硬派から大量の反対票が出たものの、与党民主党が支持。閉鎖回避には、現行のつなぎ予算の期限となる11月17日までに上院も通過し、バイデン米大統領の署名により成立する必要があります。なお、上院で多数派となる民主党の議会指導部は賛成の意向を示しております。

つなぎ予算案では、農業、退役軍人関連などの一部事業については1月19日まで、その他は2月2日までの資金が確保される。バイデン米政権が求める、ウクライナやイスラエルの支援などは含まれず。なお、ジョンソン下院議長は「可決により、ウクライナ支援関連などの補正予算審議で下院共和党の立場が強くなる」と指摘しました。

現行のつなぎ予算は、2023会計年度末ぎりぎりの9月30日に成立。ただ、民主党の支持を仰いで下院を通過したことに共和党強硬派が反発。マッカーシー前下院議長は解任され、共和党内の内紛からジョンソン氏が選出されるまで3週間を要しました。

 

 

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