日経平均株価
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日経平均株価は前営業日比95.29円安の33424.41円で終了となり、4営業日ぶりに反落。一時33614.13円まで買い進められる場面も見られたものの、年初来高値33772.89円(6月19日)に届かなかったことから、買い方の利喰い売りに押された様です。前日にも書いた様に、テクニカル的に短期的な買われ過ぎ感が出ていたことも嫌気された模様。
ただ、下げた場面では押し目買いが入った様で、十字線に近い形で終了しております。MACDは上昇が続いており、引き続き年初来高値を意識した値動きが想定されます。
なお、財務省が発表した10月貿易統計速報(通関ベース)によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は6625億円の赤字でした。赤字は2ヶ月ぶり。ただ、輸出が自動車の好調を背景に増加したほか、輸入も資源を中心に減少したことで、赤字額は前年同月から7割減少しております。輸出は前年同月比1.6%増の9兆1471億円で、10月としては過去最高。輸入は12.5%減の9兆8096億円でした。
また、内閣府が発表した9月機械受注統計(季節調整値)によると、企業の設備投資の先行指標となる民間需要(変動の大きい船舶・電力を除く)の受注額は前月比1.4%増の8529億円でした。プラスに転じるのは3ヶ月ぶり。非製造業で電子計算機などの需要が旺盛だった様です。基調判断は「足踏みが見られる」に据え置かれております。
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