日経平均株価
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日経平均株価は前営業日比97.69円高の33451.83円で終了となり、3営業日ぶりに反発。円高が一服したことに加えて、イスラエルがパレスチナ自治区ガザでの戦闘を4日間休止すると報じられたことから、中東の「地政学リスク」がやや後退。幅広い銘柄に押し目買いが入った様です。
一方で、半導体関連株は売りに押された模様。米半導体大手のエヌビディアが発表した2023年8-10月期決算は、純利益が前年同期比約14倍の92億4300万ドル、売上高は約3倍増の181億2000万ドルと、共に過去最高となったものの、材料出尽くし感から米国市場の時間外取引で株価が下落。「エヌビディア祭り」が不発に終わった失望感から売りが拡がり、日経平均を下押ししております。また、祝日を控えて積極的に買う向きは少なかった様で、高値は33593.50円に留まり、直近高値33853.46円(11月20日)には届かずとなっております。
海外投資家の買いが再び活発化していることに加えて、11月下旬から年末にかけて中間配当の再投資による買いが見込まれることから、日本株の先高観は崩れておらず、引き続き33000円を維持出来るか注目されます。
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