中国PMI
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中国国家統計局が発表した11月中国製造業PMI(購買担当者景況指数)は49.4と、前月比0.1ポイント低下。景気の拡大・縮小を判断する節目の50を2ヶ月連続で下回り、景気悪化が改めて浮き彫りとなりました。
中国では不動産不況が長期化。新型コロナウイルスの感染拡大を徹底的に抑え込む「ゼロコロナ政策」が終了して1年が経過したものの、消費者心理は冷え込んだままの様です。
項目別では、需要の強さを示す新規受注が前月からわずかに悪化。雇用も9ヶ月連続で節目の50を下回りました。企業規模別では、大企業が50.5、小規模企業が47.8にそれぞれ悪化。中規模企業は0.1ポイント改善の48.8でした。
なお、同時に発表されたサービス業の動向を示す非製造業ビジネス活動指数は50.2と、前月比0.4ポイント低下。2ヶ月連続で低下となり、不動産の低迷が響き、ゼロコロナ政策の終了に伴う経済の混乱で節目割れとなった昨年12月以来の低水準となっております。
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