日経平均株価

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日経平均株価は前営業日比165.67円高の33486.89円で終了となり、4営業日ぶりに反発に転じました。最近の下落を受けて、安値拾いの買いが入った様です。高値で33486.89円を付ける場面も見られたものの、パウエルFRB議長の講演や10月米個人消費支出(PCE)物価指数などの発表を控える中、33500円を上回ることは出来ずとなっております。

「年末ラリー」に対する期待が高まる時期ではあるものの、前日にも書いた様にMACDはデッド・クロスとなり、揉み合いを示唆し始めているだけに、しばらくは狭いレンジで推移することも想定されます。

なお、内閣府が発表した11月消費動向調査によると、消費者心理の明るさを示す消費者態度指数(2人以上の世帯、季節調整値)は前月比0.4ポイント上昇の36.1と、2ヶ月連続で改善しました。基調判断は「改善に向けた動きに足踏みが見られる」に据え置いております。

また、経済産業省が発表した10月鉱工業生産指数速報値(2020年=100、季節調整済み)は104.6と、前月比1.0%上昇しました。プラスは2ヶ月連続。半導体メモリーを含む電子部品・デバイス工業や自動車工業の生産が伸び、全体を押し上げた様です。生産の基調判断は、「一進一退」で据え置いております。

 

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