日経平均株価
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日経平均株価は前営業日比55.38円安の33431.51円で終了となり、反落。昨晩の米国市場でダウ工業株30種平均が年初来高値を更新したものの、ハイテク株に下落が目立ったことから、国内市場も半導体株を中心に売られる展開になった様です。
円安基調が一服した上に、米著名投資家バフェット氏による日本株買いへの期待感が後退する中、テクニカル的にもMACDはデッド・クロスになるなど上昇の勢いを失っております。上値の重さが意識されて33000円を割り込む様だと、11月14、15日の間に空けたギャップ(窓)を埋めに行く動きになることも想定されます。
ただ、来週はメジャーSQを控えているほか、「年末ラリー」への期待感に加えて、11月下旬から年末にかけて中間配当の再投資による買いが見込まれることから、押し目では需給好転を期待した買いが入り易いとの見方は依然多い模様。
なお、今後の金融政策動向を巡るFRB高官の発言にばらつきがある中、今晩にパウエルFRB議長の講演が予定されております。12月のFOMC(米連邦公開市場委員会)を2週間後に控える中、来週からFRBは「ブラックアウト」期間に入ります。
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