日経平均株価

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日経平均株価は前営業日比483.94円高の32791.80円で終了となり、3営業日ぶりに反発。11月米雇用統計の内容が、利下げ期待を後退させるほど強くなく、景気後退の懸念を誘う弱さでもない程度の内容となり、「ゴルディロックス(適温相場)」が継続するとの期待が高まったため、先週末の米国市場で主要株価指数が上昇したことや、円高一服を受けて買い拾われた様です。

一時32933.08円を付けるも、ただ、今週は「中銀ウィーク」となり、FRBに加えて、欧州中銀(ECB)や英中銀(イングランド銀行)が金融政策会合を開催することから、様子見ムードも強く、33000円台を回復することは出来ず。植田日銀総裁の「年末から来年にかけて一段とチャレンジングになる」との発言をきっかけに、日銀が早期にマイナス金利政策の解除に動くとの警戒感が拡がっていることも上値を重くした模様。

テクニカル的にも、MACDは下げ基調を継続しており、このまま25日平均線のレジスタンスが強まり、33000円台に戻せない様ですと、戻り売り圧力が強まりそうです。

 

 

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