日経平均株価

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日経平均株価は前営業日比375.39円高の33681.24円で終了となり、4営業日続伸。7月3日以来の高値で終了しております。「年末ラリー」が意識されて米国株の上昇が続く中、幅広い銘柄に買いが入った様です。「閑散に売りなし」の状況。ただ、高値で33755.75円を付けるも、11月20日の高値33853.46を上回ることは出来ず。とは言え、新NISA(少額投資非課税制度)の開始で新規の個人投資家の参入が期待される中、引き続き先高感は根強く、年初来高値の更新を試す動きが明日も続きそうです。

なお、日銀は12月18,19日の両日に開催した金融政策決定会合の主な意見を公表。マイナス金利政策の解除について、1人の政策委員は「少なくとも来春の賃金交渉の動向を見てから判断しても遅くない」と主張。一方で、「物価目標の持続的実現の確度はさらに高まっており、金融正常化のタイミングは近づいている」との意見も出されるなど、政策変更の時期を巡り意見が交錯していることが明らかとなりました。

来年の春闘に関して、ある委員は「賃金上昇率は今年を上回る蓋然(がいぜん)性が高い」と指摘。「タイミングを逃さず金融正常化を図るべきだ」と早期に政策修正すべきだとの意見があった模様。

半面、10月に長短金利操作の運用を柔軟化したことを踏まえ、2%の物価目標実現の見極めは「十分な余裕を持って行うことができる」として、慌てて政策変更する必要はないとの見解もあった様です。

 

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