干支で見る日経平均株価の騰落率

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十二支の格言で、「辰巳天井、午しり下がり、未辛抱、申酉騒ぐ。戌は笑い、亥固まる、子は繁栄、丑はつまずき、寅千里を走り、卯は跳ねる」とありますが、今年は「辰巳天井」となります。

戦後6回の「辰年」で、日経平均株価の騰落率は4勝2敗、勝率は1位。平均騰落率は28.0%上昇。「辰年」は米大統領選と重なるため、経済政策期待が高まり易い傾向がある様です。

過去の「辰年」を振り返ると、前回2012年は第2次安倍政権が発足。アベノミクスへの期待から株価は年末にかけて上昇しました。1988年はバブル景気の中、日経平均が初めて3万円の大台に乗せ、1976年はロッキード事件が発覚し、政局が不安定化したものの、景気回復期待から年末にかけて上昇。終戦直後の1952年は朝鮮戦争の特需景気に沸きました。

一方、「辰巳天井」の格言の通り、2000年はITバブルが崩壊。1964年は東京五輪が開催されて五輪景気に沸いたものの、五輪終了後は一転して証券不況に陥っております。

なお、西暦の末尾が「4」の年は戦後7回ありましたが、日経平均株価の騰落率は4勝3敗、平均騰落率は3.9%上昇。8番目に上昇し易い末尾となっております。

 

 

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