日経平均株価
↓クリックすると拡大します↓
日経平均株価は前営業日比175.88円安の33288.29円で終了となり、3営業日続落。大発会は2年連続でマイナススタートとなっております。英バークレイズが投資判断を「中立」から「アンダーウエイト」に引き下げたことをきっかけにアップル株が年初から下落が続く中、他のハイテク株にも売りが波及。「アップル・ショック」を受けて、日本株も半導体株を中心に売られる展開となった様です。
1日に発生した能登半島地震の経済への影響を警戒した売りも出た様で、一時32693.18円まで下げる場面も見られたものの、33000円割れの場面では引き続き押し目を拾う動きが強かった様で、長い下ひげを引いて終了しております。
能登半島地震の経済への影響を考慮するとの見方から、日銀が1月の金融政策決定会合でマイナス金利を解除するとの観測が後退。円売り・ドル買いの動きが強まり、円安が進んだことから、輸出関連株を買う動きも出た模様。テクニカル的にも、25日平均線や10月30日を起点としたアップ・トレンドがサポート・ラインとして意識された模様。新NISA(少額投資非課税制度)への期待感も拡がる中、堅調な値動きが続くか注目されます。
※豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。銘柄の選択、売買価格など投資にかかる最終決定は弊社の重要事項説明書を十分にお読み頂き、投資家自身の判断でなさる様にお願い致します。本資料作成につきましては細心の注意を払っておりますが、その正確性については保証するものではなく、万一その内容に誤りがあった場合、その誤りに基づく障害については当社は一切の責任を負いかねます。