日経平均株価
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日経平均株価は前営業日比324.68円高の35901.79円で終了。6営業日続伸となり、1990年2月以来、約33年11ヶ月ぶり高値で終了しております。
高値で36008.23円を付けて、1990年2月22日以来の36000円台に乗せる場面も見られるも、買い方の利喰い売りに押された様で、終値で上回ることは出来ず。
今週は、先週の急騰を受けて、短期的な過熱感を警戒した売りが出易くなると見られていたものの、日本株を買わないリスクが意識され始める中、日本株の根強い先高観を背景とした買いが入り易くなっている様だ。
来週以降、国内主要企業の2023年4-12月期決算発表が本格化するほか、日銀金融政策決定会合を控える中、上昇トレンドが継続するか注目されます。
テクニカル的にはMACDが上昇し始めている一方、相対力指数(RSI)は76%と、節目の70%を上回って推移。東証プライム市場の値上がり銘柄数を値下がり銘柄数で割った騰落レシオ(25日移動平均)も129.07%まで上昇。「買われすぎ」の目安とされる120%を上回っております。また、25日平均線との上方乖離率は7.18%、200日平均線との上方乖離率は13.01%となるなど、テクニカル的には買われ過ぎ感を意識させる指標も出始めており、終値で36000円台に乗せることが出来ない様ですと、短期的な高値警戒感が強まりそうです(いずれも1月15日時点)。
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